医学部人気の理由やいつまで続くかを予想!2020年のコロナで低下する?
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医学部が人気なのはなぜ?

数十倍の倍率も珍しくないほど人気の医学部。しかし入試は難しく、卒業に6年かかる、授業料も高額と、決して楽な進路ではありません。それにも関わらず続いている医学部人気の背景を探ってみましょう。

 

日本経済の悪化で就職難になったから

医学部人気、すなわち医師という職業を目指す大きな理由の一つが、医師は安定した高収入の職業だということです。これはなにも新しい発見ではなく、以前からの医師という職業の特徴ですが、景気の低迷している時代にはより魅力的に映るでしょう。

 

また、2008年のリーマンショック以降の就職難も、医師人気の要因の一つです。「就職氷河期」とまで呼ばれた就職難を経て受験生の安定志向が高まり、同じ理系ならば医学部を選ぶケースが増加しています。

 

医師に有利な診療報酬の改定があったから

医師の診療報酬が増加傾向にあることも、医学部人気を後押ししています。診療報酬とは、各医療行為に対して健康保険組合から医療機関に支払われる報酬のことです。

 

この診療報酬は2年おきに改定が行われますが、近年は医師の待遇改善が重視され、医師(病院や診療所)に有利に改定される傾向が強まっています。

 

反対に薬剤師(薬局)や歯科医師(歯科医院)には不利な点数の改定になりがちで、医療関係の進路として、医学部の人気が高まる結果となっています。薬剤師や歯科医師は以前よりも稼ぐことが難しくなり、人気の高騰は落ち着いてきています。

 

医学部の定員数増加があったから

医学部は、もともと決して難易度の低い学部ではありませんでした。それでも多くの受験生が医学部を目指すようになった背景には、医学部の定員増化の動きがありました。定員が増えたため、広く門戸が開かれた印象があったのです。

 

特に2000年代初頭は救急車を呼んでも搬送先が見つからないなど、医師不足が深刻でした。これを受けて医学部の定員増化が推進され、2007年には7,500人程度だった定員数は2019年度には9,420人にまで増えています。

 

私立医学部の学費が下げられたから

医学部進学には、他学部より多額の学費が必要です。国立大学医学部でも6年間通うため、必然的に4年生の学部の1.5倍は学費がかかります。

 

また特徴的な実習が多いことから、私立医学部の学費は4,000万円に達することも珍しくありません。高額な学費のため、私立医学部に進学できるのは家庭の財力に恵まれた一握りの受験生でした。

 

しかし優秀な学生の確保を目的に、2010年頃から私立医学部で学費の値下げが始まりました。総額2,000万円前後で通える医学部も増え、サラリーマン家庭でも手が届く学部となり、志望者が増える要因になっています。

 

私立医学部の学費値下げについてさらに詳しく知りたい方は「医学部学費は値下げブーム?近年金額を引き下げた私立大学一覧!」も参考にしてください。

医学部学費は値下げブーム?近年金額を引き下げた私立大学一覧!
医学部学費は値下げブーム?近年金額を引き下げた私立大学一覧!
2020-05-24 12:54
医学部学費は値下げブーム? 私立大学医学部の学費は、平均すると6年間でおよそ3,000万円と非常に高額なため、優秀な学生であっても経済的な理由で受験を断念するケースもあるのが現状で...

 

超少子化が進み子供に教育費をかけることができるから

医学部進学者の裾野を広げた経済的要因は、ほかにも考えれれます。少子化により、一人の子どもにかけられる教育費が以前より多くなっていることです。

 

例えば子供が1人の家庭では、子供が2,3人の家庭と比べると、単純に教育費も2倍、3倍かけられるので、医学部進学の学費も捻出しやすくなりました。

 

また超少子化時代の現代では、子供は祖父母にとっても大きな存在です。使い道に困った多額の貯金がある祖父母は多く、そのような祖父母が教育費の援助をしてくれることで、孫の医学部進学を身近なものにしています。

 

女性の社会進出が進んでいるから

医学部に進学する女性が増えていることも、医学部受験生の増加に関係しています。女性の社会進出が進み、一生の仕事をすると考えたとき、国家資格であり高収入が見込める医師を目指すのは自然な流れとも言えます。

 

女性も当然仕事をするという世の中の流れは、女性に学問は不要、女性が浪人してまで勉強する必要はないというかつて存在していた考えを覆します。

 

少子化の影響で開業したクリニックの跡取りが女性であるというケースも珍しくはなく、女性の医師志願者が増えてきています。

医学部人気はどのくらい?

医学部人気を数値で測る方法はいくつかありますが、その一つに倍率があります。医学部の倍率は大学によって大きく異なりますが、国公立大学では3〜7倍程度、私立大学においては10〜50倍程度と非常に高くなっています。

 

国公立大学医学部が人気の理由は、学費の安さと研究費の多さです。学費が安いことから一般家庭でも入りやすいことに加えて、国や公共団体から研究費が下りるため、潤沢な研究費で研究できます。将来研究医を目指す方にはおすすめです。

 

国公立大学の学費の安さについて知りたい方は「医学部学費ランキング(国立/公立/私立大学)」も参考にしてください。

医学部学費ランキング(国立:公立:私立大学)
医学部学費ランキング(国立/公立/私立大学)
2019-06-13 00:46
医学部の学費事情 学費は国公立大学と私立大学で大きく異なる 日本における医学部の学費は、国公立大学と私立大学で大きく異なっています。 国公立大学では、医学部の学費は6年間で350...

 

私立大学医学部が人気の理由は、偏差値の低さと学習カリキュラムです。国公立大学よりも求められる学力レベルが低いことに加えて、早いうちから本格的に臨床について実践で学ぶことができるので、将来開業を目指している方などにはおすすめです。

 

偏差値が低い私立医学部はどこか知りたい方は「【2020年最新】医学部偏差値ランキング(国立/公立/私立大学)」も参考にしてください。

【2019年最新】医学部偏差値ランキング(国立:公立:私立大学)
【2020年最新】医学部偏差値ランキング(国立/公立/私立大学)
2019-07-01 17:48
医学部の偏差値や難易度を知りましょう 医学部受験をするにあたり、事前にそれぞれの大学の偏差値を知っておくことは重要です。 特に国立大学の場合は、前期試験と後期試験で1校ずつしか受...

 

いずれにせよ、どこの大学の医学部においても人気は高くライバルも多いので、しっかりとした入試対策は必要になります。

医学部人気はいつまで続く?

医学部人気を後押しした定員増は、実は2019年までの臨時措置です。今後は少子化で受験人口が減ることもあり、2020年からは医学部の定員数は削減に転じます。

 

それによって医学部の人気上昇はいったんは収束し、2020年に落ち着くのではという意見があります。医学部の定員減による競争の激化は避けられないため、一定数の受験生は医学部の受験を敬遠すると予想されるからです。

 

逆に、IT技術やAIなどの工学系や情報系は将来的な需要も給与も高く、今後の理系学生にとっての人気の進路として注目されています。

 

しかし、医師の社会的地位や報酬、職業としての安定度の高さは他の職業とは一線を画しており、定員減を理由に大多数の受験生が敬遠し、医学部の倍率がいきなり下がるという可能性は低いでしょう。

2020年の新型コロナが医学部人気を低下させるかもしれない理由

2020年の新型コロナウィルス流行によるいわゆるコロナ禍で、経済は大きな影響を受けています。経済不安の起こったリーマンショック時と同様に、職業に結びつきやすい理系、特に医学部は人気が高まると予測する向きもあります。

 

感染が広まる中、未知の感染症に立ち向かい、最前線で活躍する医師や医療従事者たちの姿は頼もしく、新たに医師を志す人も増えるでしょう。

 

一方で、このコロナ禍で医学部人気に陰りが出る可能性も指摘されています。医師を志す受験生が減少する理由として考えれれるのは、以下の2つです。

 

院内感染が報告されているから

新型コロナウィルスの急速な感染拡大に対応が追い付かず、マスクや防護服すら入手できず感染予防が不十分なまま治療にあたっているという、医療従事者の悲鳴が頻繁に報じられました。

 

実際に医師や看護師が多数、新型コロナウィルスに院内感染した例もあります。さらには、医療従事者やその家族が潜在的な感染者とみなされて差別を受ける事態も発生しました。

 

命を懸けて治療にあたっても自身の安全が守られない職業であると感じ、医療従事者を目指す気持ちを失った人も一定数はいると思われます。

 

在宅勤務のIT職の人気が強まるから

緊急事態宣言の発令を受け、多くの職業で仕事の安定が大きく損なわれました。そのような中、需要が下がらず、また在宅勤務にも容易に対応していたの職業の一つが、エンジニアやプログラマー、デザイナーなどのIT職です。

 

新型コロナ流行が終わった後も、企業のIT化のニーズがなくなることはなく、むしろ情報系の需要は高まる一方でしょう。非常時にも仕事が途切れることがないと明らかになったIT系の職業には、今後理系の受験生が多く就職したいと考えるのではと予測されます。

医学部の人気大学ランキング

医学部受験の成功には、志望校選びが重要です。合格を目指すならば、入試科目や試験問題の傾向、偏差値などが重要な指標になりますが、大学の人気度を表す「倍率」も見逃せません。

 

ここでは、倍率の高さによる医学部の人気大学ランキングを、試験ごとに5校ずつ紹介します。

 

国公立大学(前期)

 

順位 倍率 大学名 都道府県
1位 11.1 岐阜大学 岐阜県
2位 7.8 島根大学 島根県
3位 7.7 愛媛大学 愛媛県
4位 7.4 奈良県立医科大学 奈良県
5位 7.0 旭川医科大学 北海道

 

国公立大学の前期試験で倍率が高いのは以上の大学です。人気が高いということで首都圏の大学が並ぶことを予想された方も多いかもしれませんが、倍率が高い大学には地方の大学が並んでいます。

 

これらの大学は、試験科目が出願しやすかったり、センター試験のボーダーラインがない(つまり足切りがない)などの理由で倍率が高くなっています。

 

国公立大学(後期)

 

順位 倍率 大学名 都道府県
1位 35.9 旭川医科大学 北海道
2位 25.8 岐阜大学 岐阜県
3位 21.5 佐賀大学 佐賀県
4位 21.4 山口大学 山口県
5位 18.7 千葉大学 千葉県

 

国公立大学の後期試験で倍率が高いのは以上の大学です。人気が高い大学には、前期に引き続き地方の大学がメインとなっています。

 

医学部の後期試験は年々縮小傾向にあり、ただでさえ前期試験よりもはるかに高い倍率が、今後さらに上昇する可能性も大いに考えられます。

 

また、ランキングにない他の医学部の倍率についても知りたい方は「【2020年速報】医学部倍率ランキング(国公立前期/後期/私立)」を参考にしてください。

【2020年速報】医学部倍率ランキング(国公立前期・後期・私立)
【2020年速報】医学部倍率ランキング(国公立前期/後期/私立)
2020-03-29 21:40
医学部の倍率はどのくらい? 医学部受験をするにあたり、各大学の倍率がどのくらいなのか知っておくことは大切です。倍率を知ることで志望校にどのくらいの受験生が集まるのか、つまりライバル...

 

医学部は人気の高さから合格ハードルが高く、何か特別な対策が必要であると考えている受験生も少なくありません。しかし武田塾医進館では、医学部合格に必要なのは特別な対策ではなく、参考書「1冊を完璧に」し続けることだと考えています。

 

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