医学部センター試験 ボーダーライン 国公立、私立大学まとめ
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センター試験のボーダーラインとは?

大学受験にあたり、「ボーダーライン」という言葉を耳にすることも多いのではないでしょうか。ボーダーラインとは、その志望校に合格する目安となる点数や得点率を表す指標の1つです。

 

大学受験においてよく使用される「センターボーダー」という言葉は、センター試験でどのくらいの点数や得点率であればその大学に合格できる見込みがあるのかを示しています。

 

ボーダーラインの定義にもよりますが、例えば国公立大学(前期/後期)のセンターボーダーといえば、センター試験でその点数をとった人の合格者数と不合格者数が、統計学上一致することを示しています。

 

つまりセンターボーダー85%の大学を受験して実際のセンター試験の得点率が85%であった場合、合格率が50%であることを意味します。

 

一方で私立大学の場合、センターボーダーはセンター試験利用入試での合格目安得点率を表します。例えばセンターボーダー90%の私立大学を受験してセンター試験の指定科目の得点率が90%であった場合、合格率は50%であることを示します。

 

このように各大学のボーダーライン、つまりセンターボーダーを知っておくことで、自分のセンター試験の得点で合格圏内の大学はどこかを知り、出願先の選定の参考にすることができます。

センター試験のボーダーラインを見る上での注意点

あくまで統計学に基づいた数値である

まず覚えておきたいのが、ボーダーは統計学的に算出した目安の数字であるということです。

 

その年のセンター試験受験者に対して自己採点結果を提出するように促し、その点数と二次試験を受けた上での実際の合否結果を照らし合わせた上で、「それならセンター試験でこの点数がとれれば合格できる確率が高いと言えるだろう」という数字を表しています。

 

つまり「この点数をとれれば合格できる確率が高いですよ」と大学側が提示している数字ではありません。そのため、測定する母集団となる受験生の数が少なかったり、受験生の自己採点ミスや誤申告などによって、多少の誤差が出ることが考えられることに注意しましょう。

定義や算出方法によって異なる

ボーダーは、実は「ボーダー」という言葉の定義や、それによって変わる算出方法によって異なる値が出ます。

 

例えば、ある予備校ではボーダーを「センター試験でこのくらいの点数が取れれば合格率が50%であること」と定義していますが、またある予備校では「センター試験でこのくらいの点数が取れれば合格率が60%であること」を指す言葉として定義しています。

 

このように、予備校の模試結果やサイトで大学のボーダーラインを確認する場合には、ボーダーという言葉をどのように定義しているのかを把握した上で数字を見るようにしましょう。

 

本サイトで説明する言葉としては、センター試験のボーダーとなる得点率を表す「ボーダー得点率」のほかにも、「合格見込み得点率」や「合格危惧得点率」、「足切り得点率」などがあります。それぞれの言葉の定義は以下の通りとします。

 

言葉 定義
ボーダー得点率 センター試験でその得点率だと合格可能性が50%であることを示す数値
合格見込み得点率 センター試験でその得点率だと合格可能性が80%であることを示す数値
合格危惧得点率 センター試験でその得点率だと合格可能性が20%であることを示す数値
足切り得点率 センター試験でその得点率だと個別試験を受けられないことを示す数値

 

年度ごとに変動する

ボーダーを見る上で知っておいていただきたいのが、ボーダーは年度ごとに変動する数値であるということです。当然、センター試験が難しい年にはボーダーは下がりますし、センター試験が易化した年にはボーダーラインが上がります。

 

そのため、ボーダーが2%以上など大きく増減した年は、その年のセンター試験の難易度が大幅に変動しなかったかどうかも合わせてチェックするようにしましょう。その大学の難易度自体が変動しているのか、それとも全国の大学全体でボーダー数値の変動が見られているのかを確認することができます。

 

そして中には、これから実施される年度の大学ごとのボーダー点数や得点率を公表している予備校やサイトがありますが、それらはすべて「ボーダー予想値」であることに気をつけましょう。あくまで傾向を示す数値であることを認識し、1つの目安として考えるようにしましょう。

【2020年度】国公立大学医学部(前期)のボーダーライン

2020年度における国公立大学医学部の前期試験において、ボーダーラインはどの程度であったのかを見ていきましょう。

 

各国公立大学では、900点満点のセンター試験の点数を圧縮したり、規定の係数をかけて算出したりしているため、「ボーダー得点率」を大学同士で比較するのが良いでしょう。

 

ここでは、国公立大学医学部の前期試験を実施している49校について、ボーダー得点率の高い順に並べてみました。

 

順位 大学名 満点 ボーダー得点 ボーダー得点率
1位 東京大学 900 828 92%
2位 京都大学 250 228 91%
2位 東京医科歯科大学 181 164 91%
4位 大阪大学 500 450 90%
4位 千葉大学 450 405 90%
6位 名古屋大学 900 801 89%
6位 神戸大学 360 320 89%
6位 横浜市立大学 1000 890 89%
9位 大阪市立大学 650 572 88%
9位 筑波大学 900 792 88%
9位 九州大学 450 396 88%
12位 東北大学 250 218 87%
12位 名古屋市立大学 500 435 87%
14位 京都府立医科大学 450 387 86%
14位 広島大学 900 774 86%
14位 岡山大学 900 774 86%
14位 新潟大学 750 645 86%
14位 滋賀医科大学 600 516 86%
19位 北海道大学 300 255 85%
19位 奈良県立医科大学 900 765 85%
19位 熊本大学 400 340 85%
19位 和歌山県立医科大学 600 510 85%
19位 金沢大学 400 383 85%
19位 三重大学 600 510 85%
19位 長崎大学 450 383 85%
19位 信州大学 450 383 85%
19位 浜松医科大学 450 383 85%
19位 山形大学 900 765 85%
29位 岐阜大学 800 672 84%
29位 群馬大学 450 378 84%
29位 愛媛大学 550 462 84%
29位 徳島大学 900 756 84%
29位 弘前大学 1000 840 84%
29位 鹿児島大学 900 756 84%
29位 富山大学 900 756 84%
29位 山口大学 900 756 84%
29位 鳥取大学 900 756 84%
29位 福井大学 900 756 84%
29位 島根大学 700 588 84%
29位 香川大学 900 756 84%
29位 福島県立医科大学 650 546 84%
29位 高知大学 900 756 84%
29位 秋田大学 550 462 84%
44位 札幌医科大学 700 581 83%
44位 大分大学 450 374 83%
44位 宮崎大学 900 747 83%
44位 琉球大学 900 747 83%
44位 旭川医科大学 550 457 83%
44位 佐賀大学 630 523 83%

 

前期試験で最もセンターボーダーが高い国公立大学医学部は、東京大学で92%です。

 

センター試験の900点のうち828点をとらなくてはならないため、全科目合わせて72点の失点しか許されないことになります。非常に難易度が高く、センター試験科目に苦手科目が1つでもあると、合格が大幅に遠のいてしまうでしょう。

 

前期試験で最もセンターボーダーが低い国公立大学医学部は、札幌医科大学、大分大学、宮崎大学、琉球大学、旭川医科大学、佐賀大学の6校が同率で83%です。

 

センター試験900点のうち747点が必要、153点失点できるので、東京大学と比較すると難易度に大きく差があることがわかります。それでも、もっとも高得点を狙いにくいとされている国語で80%とれたとしても、他の科目では85%程度の得点率を安定してとる必要があります。

【2020年度】国公立大学医学部(後期)のボーダーライン

2020年度における国公立大学医学部の後期試験において、ボーダーラインはどの程度であったのかを見ていきましょう。以下では、国公立大学医学部の後期試験を実施している20校について、ボーダー得点率の高い順に並べてみました。

 

前期試験と比較してどの大学でもボーダー得点率が上がっており、前期試験以上に厳しい争いとなることがわかります。

 

順位 大学名 満点 ボーダー得点 ボーダー得点率
1位 東京医科歯科大学 500 475 95%
2位 千葉大学 450 414 92%
3位 岐阜大学 400 360 90%
3位 名古屋大学 900 810 90%
3位 三重大学 600 540 90%
3位 奈良県立医科大学 900 810 90%
7位 山形大学 900 801 89%
7位 山梨大学 800 712 89%
7位 富山大学 1200 1068 89%
7位 福井大学 450 401 89%
7位 浜松医科大学 900 801 89%
12位 旭川医科大学 550 484 88%
12位 秋田大学 700 616 88%
12位 山口大学 900 792 88%
12位 香川大学 1200 1056 88%
12位 愛媛大学 900 792 88%
12位 佐賀大学 630 554 88%
12位 鹿児島大学 900 792 88%
19位 宮崎大学 900 783 87%
19位 琉球大学 1000 870 87%

 

後期試験で最もセンターボーダーが高い国公立大学医学部は、東京医科歯科大学で95%です。これは前期試験でもっともボーダーが高かった東京大学をしのぐ得点率であり、理系科目はほとんど満点に近い得点が取れないと難しいでしょう。

 

後期試験で最もセンターボーダーが低い国公立大学医学部は、宮崎大学、琉球大学の2校が同率で87%です。前期試験に引き続き宮崎大学と琉球大学がボーダーが低いとされています。

 

ボーダーが低い大学としては、そのほかにも九州地方や中四国地方、北海道・東北地方の大学が挙げられるため、関東地方や関西地方の大学はボーダーが高く、地方の大学ではボーダーが低くなる傾向にあります。

 

センター試験で失敗してしまった方は、都心部ではなく地方にある国公立大学も視野に入れて出願先を決めると良いでしょう。

【2020年度】私立大学医学部センター利用入試(センター利用)のボーダーライン

2020年度の私立大学医学部において、センター試験利用入試(以下、センター利用)を実施している16大学、20の入試方式のボーダー得点率の予想値を見ていきましょう。

 

なお、私立医学部のセンター利用の倍率は5〜100倍と非常に高いため母集団の数が多く、ボーダーの得点率も年度によって変動しにくいことが予想されます。

 

順位 大学名 満点 ボーダー得点 ボーダー得点率
1位 帝京大学 300 276 92%
2位 順天堂大学(前期) 950 855 90%
2位 順天堂大学(後期) 950 855 90%
4位 順天堂大学(併用) 950 846 89%
4位 大阪医科大学 750 668 89%
4位 近畿大学(C中期) 400 356 89%
7位 関西医科大学 700 616 88%
7位 関西医科大学(併用) 600 528 88%
7位 昭和大学 900 792 88%
7位 国際医療福祉大学 950 836 88%
11位 東京医科大学 950 827 87%
11位 獨協医科大学 800 696 87%
13位 近畿大学(C前期) 500 430 86%
13位 杏林大学 600 516 86%
13位 東海大学 650 559 86%
13位 産業医科大学 350 258 86%
13位 福岡大学 700 602 86%
18位 埼玉医科大学 550 468 85%
19位 藤田医科大学 900 756 84%
20位 愛知医科大学 700 581 83%

 

センター利用で最もボーダーが高い私立大学医学部は、帝京大学です。偏差値が高い順天堂大学や大阪医科大学を抑えて、帝京大学のボーダーが最も高いことに驚かれた方も多いでしょう。

 

帝京大学では、英語、数学(1科目)、理科(2科目)、国語のうち得点率の高いもの3科目を選択できるという特殊な受験科目の決め方をしているため、ある科目が足を引っ張っても影響されないことや、社会や国語が苦手な人も理系科目のみでセンター利用に出願できるのが、ボーダーが高騰している要因です。

 

逆に、センター利用で最もボーダーが低い私立大学医学部は、愛知医科大学で83%です。愛知医科大学では、センター利用の科目ごとの配点は、国語(100)、英語(200)、数学(200)、理科(200)となっています。

 

つまり、帝京大学と比較すると国語が必須科目となるため、理系の受験生はどうしても得点率を高めにくく、ボーダーが下がるのは当然と言えます。

 

このように私立大学医学部のセンター利用のボーダーを見る際には、各大学のセンター利用受験科目と配点も併せて確認しておくことが大切です。

 

各大学の入試科目や配点について詳しく知りたいという方は「【2020年】医学部入試日程、入試科目、配点一覧(国公立前期/後期/私立)」も参考にしてください。

【2020年】医学部入試日程、入試科目、配点一覧(国公立前期後期私立)
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各大学医学部のボーダーを知ることで、自分の現時点でのセンター試験得点と、合格するのに必要な得点との差が明確にわかったことでしょう。その差を埋めていくには、綿密に学習スケジュールを組んで勉強することが大切です。

 

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