医学部合格者体験談!医学部受験や大学生活、医師の勤務について
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医学部受験の志望校選びや試験対策について

今回は、武田塾医進館の現役講師であり、九州大学医学部に現役合格し医師免許も取得している中原が、医学部受験や医学部のキャンパスライフ、医師になってからのことについて実体験を元に詳しくご紹介していきます。

 

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この記事を書いた人
【武田塾医進館福岡校・中原遼太郎】
地方の進学校から九州大学医学部医学科現役合格。医師国家資格取得するも、一人でも多くの生徒を希望の大学へという気持ちから、塾業界を選択。
「出来ることは全てする」を座右の銘とし、熱い思いで生徒に関わる。

医学部に合格するための鍵

医学部に合格するには、学校の先生や予備校の講師、同じ医学部志望の友人などに積極的にアドバイスを求めることが重要かと思います。

 

医学部受験は情報戦なので、自分だけでどうにかしようとせずに、とにかく多くの人から情報を得たりアドバイスをもらいましょう。多くの人を頼ることで、効率よく学習を進めることができるだけでなく、自分一人で闘っているのではないと精神的に楽にもなります。

 

特に高校生は、どの時期にどの問題集を解けば良いのかがわからないと思うので、予備校講師などにどのような勉強をすべきかを聞くことは重要かと思います。

 

志望校選びのポイント

志望校を決める上では、まずは「家から近いところ」という視点で決める受験生も多いかと思います。勉強が忙しい医学部生にとって、実家の方が生活費がかからなかったり家事も少なくて済むので、生活するのに楽だからです。

 

一方で、特に国公立大学医学部に関しては、大学の偏差値が上がれば上がるほど「組織として強い」「研究に強い」という傾向があります。OBやOG、また病院や企業とのつながりや評判が、大学のレベルによっても大きく変わってくるということです。

 

そのため、国公立大学の医学部を目指す生徒は、まずはひたすら偏差値を上げることに集中して、自分が合格できる最高レベルの国公立大学に行くことで、自分が思い描くような医師としてのキャリアを積むことができると思います。

 

また私立大学の志望校選びの際には、親の出身大学に影響されるケースも多くあります。親の母校を子に勧めるというのは、医学部受験において特によくあるようです。

 

予備校選びに大切なこと

医学部受験の予備校を選ぶ上で大切なことは、その予備校に実際に通っていた生徒たちの「合格体験記」を読んでみることです。

 

合格体験記に書いてある生徒目線のリアルな意見をもとに、予備校の実態を把握しましょう。例えば「講師には気軽に質問しやすい関係や環境であったかかどうか」などをチェックするようにしましょう。

 

医学部独自の小論文・面接対策

医学部独自の小論文・面接対策をするのであれば、やはりプロに頼ることが合格への近道かと思います。例えば小論文なら、高校の国語の先生や予備校の講師に添削してもらったり、アドバイスをもらったりすることが大切です。

 

また面接では、大学や病院側の理念に沿った内容を意識して回答することが大切です。例えば、その大学や病院は地域の中でどのような役割を担っているのか、具体的にどのような研究がされているのかなどはあらかじめ知っておくようにしておきましょう。

 

面接は人対人なので、相手のことを知っておくと相手も悪い気もしませんし、学習熱心な印象を与えることができます。

 

学習のモチベーション管理

モチベーション管理で大事なことは、「短期目標を掲げること」と「同じ目標を持つ友人と話すこと」です。

 

医学部合格というと、時間軸で見るとかなり先の目標になると思います。その人の学年や時期にもよりますが、数ヶ月や数年先の目標となるでしょう。

 

そのような先の目標を掲げるのではなく、例えば来月のテストで「校内順位を上げる」など、できるだけ近くの目標をこまめに設定して達成していくことが重要です。

 

目標を近くに設定することで勉強でだらけてしまうこともなく、また小刻みに目標を設定して達成を繰り返すことで、その成功体験が最終的に医学部合格への自信にもつながります。

 

他にも、医学部合格という同じ志のある仲間と積極的にコミュニケーションをとることも大切です。もちろんおしゃべりをしすぎてしまうのは時間の無駄ですが、お互いに医学部に合格した後のことを想像して話したりすることは、学習のモチベーションを保つ上で一番有効かと思います。

医学部でのキャンパスライフや学習の様子について

6年間で大変だった年次

6年間で最も大変だった年次は「2年次」です。これは多くの医学部生がそう答えると思います。医学部では、どの大学でも1年次には一般教養を学ぶことが多く、時間的にも学習内容的にも余裕があるので、サークルやアルバイトなど勉強をせずに遊んでしまう生徒が多くいます。

 

ただし1年次はそのような生活リズムでも乗り切ることができますが、2年次になると基礎医学や生理学、生化学など医学の根本を学ぶようになり、急に勉強が忙しくなります。覚える量が膨大で、同時に解剖なども始まるので、1年次と比較すると大変さにかなり差があり、精神的にもきつくなってきます。

 

医学部というと6年次が実習や国家試験などで一番大変だと思われる方も多いですが、6年次にそのようなイベントがあることはみんな把握しているので、意外とそこでつまづいてしまう生徒は多くはありません。

 

どちらかというと油断しがちな2年次に苦労する生徒が多く、実際に留年する人数も2年次が圧倒的に多いです。

 

最も苦労した科目

医学部で最も大変だった科目は、先ほどもお伝えした生理学や生化学、ほかには解剖学が挙げられます。これらの科目ではとにかく覚えるべきことが多く、かなりの勉強量を求められます。

 

5年次の実習(ポリクリ)について

5年次の実習は、大学によって一番内容や大変さに違いが出ます。私が通っていた九州大学は比較的楽な方と言われていて、実習が午前中だけで終わる日もあり、そのような日は午後に部活動をするなどしていました。

 

逆に私立大学は実習がきつく、拘束時間も非常に長い大学が多いです。もちろん大学によって差はありますが、毎日夜遅くまで拘束されることもあるようです。

 

国家試験の勉強量について

医師の国家試験合格に向けては、やはりかなりの勉強時間や勉強量が求められます。具体的には、6年次に部活動を引退して、その後8月から2月くらいまでの7ヶ月間は、ほとんどの生徒が大学の図書館にこもって勉強しています。

 

勉強量でいうと、市販されている医学部国家試験の過去問だけでもおよそ「1万題」はあるので、どの生徒も最低でもそのくらいは解いているでしょう。

 

医学部の部活動について

医学部では9割以上の生徒は部活動に所属しています。学年のうち部活動に所属していない人は数人程度しかいません。私は陸上部に所属していて、だいたい週3日程度練習がありました。

 

部活動に入るメリットとしては、縦のつながりができることです。学年の枠を超えて先輩や後輩と仲良くなれるので、医師になってからも先輩に相談に乗ってもらったりすることもあります。

 

また医学部だけの大会があるので、他の大学の医学部とのコネクト(関係づくり)もできるのも大きいです。学生時代はもちろん、医師になってからも仕事でもプライベートでも関わることがあるので、部活動に入っていて良かったと感じるシーンはたくさんあります。

 

医学生のアルバイト事情

「医学生は勉強が忙しくてアルバイトをする余裕なんてないんじゃ・・」と思われる方も多いかもしれませんが、医学生でも勉強や部活動の合間にアルバイトをする時間はあります。

 

しかし先ほどもお伝えした通り、2年次にアルバイトを入れすぎてしまわないようには注意しましょう。2年次にはいきなり勉強が忙しくなってくるので、1年次と同じくらいアルバイトを入れてしまうと、十分な学習量を確保できずに留年してしまうことにもなりかねません。

 

多くの医学生が選択するアルバイトとして人気なのが、「塾講師」です。医学生というブランド力で時給がかなり高額で提示されることもあり、学年の半数程度が塾講師のアルバイトを選択していました。そのほか塾講師をやってみて自分に合わないと感じた医学生が、飲食など他のアルバイトをしていました。

 

浪人生や留年する生徒の割合

理系最難関と言われる医学部では、浪人生も多く在籍しています。私が通っていた九州大学では4:6で浪人生が多い印象でした。またその浪人生のうち、10分の1くらいが再受験生です。

 

一方で留年に関しては、6年間最後までストレートで上がれる人がおよそ7割、大学2年次に留年するのが2割、他の学年次で留年するのが残り1割といった内訳です。この内訳は、どの大学でみてもほとんど同じような割合になっています。

 

入学前とのギャップ

入学前には、「医学部となると変わった人が多いのではないか」というイメージはありましたが、周りの学生は思ったより普通の人たちで、友達付き合いは安心して良いでしょう。

 

ただその中でも、みんなに共通していることとして「志が高い」ことは挙げられます。みんな必死に勉強して医学部合格を掴みとった集団なので、勉強意欲やこんな医師になりたいという意欲は高く、集中して勉強に取り組むには良い環境かと思います。

 

医学部に入って良かったこと

医学部に入ってよかったこととしては、自分の身体で何が起きているのかが把握できるようになることです。今までは自分が病院にかかっても、医師に言われたことがよく理解できませんでしたが、医学部で授業を受けていると、「あ、こういうことだったのか」という発見があります。

 

つまり医学部では、将来の患者さんのための勉強をすることで、自分の身体の理解を深めることもできる学部であるということです。

医師になってからの勤務や診療科について

診療科選びのポイントや人気の診療科

国家試験に合格するとまずは研修医として勤務することになりますが、その際に専攻する診療科は、自分が医師として将来やりたいことはなにかによって決めます。

 

学生時代の6年間の勉強や実習を通じて自分の興味のある分野を見つけ、それによって決めていくのが一般的です。

 

また同じ病院でも診療科ごとに雰囲気にカラーがあることがあるので、上の先生の雰囲気を見て決める人も多いです。あとは親御さんが開業している場合は、その診療科目を選ぶ人も多いと思います。

 

そして診療科には特別人気の科目というのはあまりなく、どの診療科目でも人気度は同程度です。

 

もちろんその科目を専攻する研修医の絶対数で見れば「一般内科」や「一般外科」など、幅広く症状を診れる診療科に人数は集まりますが、そのような科目はもともと募集枠も多いので、決して人数が溢れかえるようなことはありません。

 

研修先・就職先の病院の決め方

研修先・就職先の病院は、大学5.6年次に「マッチング試験」と言われる、いわゆる「就活の病院版」の専攻を通じて決めていきます。

 

自分が気になる病院に実際に見学に行き、大学6年のときに面接試験を受けることで就職先を決めていきます。

 

研修医としての勤務スケジュール

病院にもよりますが、基本的には病院の勤務時間は8-17時です。準備や片付け、着替えなどを考えると、病院にいるのはだいたい7時半から17時半くらいになります。

 

業務スケジュールとしては、朝病院に着いたらまずは入院患者さんの様子を診て、その後カンファレンスを行います。そして昼前から夕方までは、ひたすら上の先生についてさまざまな症例の患者さんを診ていく形になります。

 

その様態をもとにカルテに記録を残しておき、17時半以降は居残りして勉強したい人が病院に残って勉強するというのが1日の流れです。

 

医師になってから役に立ったと感じる教科

大学入学までに勉強していた科目の中で、医師になって最も役に立ったと感じる科目は「英語」です。

 

最近では日本の病院にも外国人患者さんが増えてきていて、全体の患者さんのおよそ2%くらいは外国人の患者さんです。医師として1ヶ月働いてると、必ず1人以上は外国人患者さんを担当するようなイメージです。

 

また医学に関する最新のトップレベルの論文は必ず英語で書かれているので、英語ができないと最新の医学情報が取れないことになります。英語に対して苦手意識があると、医師になってからも苦労してしまいます。

 

医師になって良かったと思うこと

医師という職業は、一番「自分がやりたくないことをしなくて済む職業」だと思います。自分が興味のある診療科を選ぶことができ、その中でも自分がやりたい分野や症例を専門として深く勉強することができます。

 

業務の中では薬剤師や看護師、医療事務やMRなど、さまざまな方とコミュニケーションを取りながらそれぞれに仕事や調べ物を依頼することもできるので、あくまで医師は自分がやりたいことをやれる環境にあると思います。

 

医学部を目指している受験生へ

高校3年間の勉強や浪人生活は、苦手分野や興味のない分野の勉強もあり、かなりきつくて大変なことと思います。

 

しかし大学生になると自分の時間も取ることができ、自分が本当にやりたいことをすることができます。それは医師になっても同様で、自分がやりたい分野の勉強にだけ専念することができます。

 

つまり、やらなくてはいけない勉強に追われる時期は今だけで、医学部に合格することさえできればあとは自分がやりたい分野の勉強を存分にすることができます。このつらい高校生活や浪人生活を頑張って乗り越え、ぜひ医学部合格を果たして立派な医師になってください!

 

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医学部合格に向けた効率の良い学習法や志望校の選び方など、医学部受験に関して不安なことがあれば、なんでも相談することができます。

 

入塾するかどうかまだ決めていないという生徒でも相談に乗ってもらえるので、ぜひ気軽に相談してみましょう。

 

またそのほかにも、医学部合格するコツや成績が上がらない理由を知りたいという方は、以下も参考にしてください。

 

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