多浪生は医学部受験で不利?多浪生に寛容な大学とは
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多浪生が医学部受験で不利になるのはなぜ?

医学部受験では、多浪生(2年以上浪人をしていることのこと)も珍しくありません。難易度の高い医学部受験では、5浪や7浪など何年も浪人を重ねているような受験生もいます。

 

しかし、多浪生は現役生や一浪生と比較して医学部受験に不利となる場合があるということを忘れてはいけません。

 

まずは、多浪生がなぜ医学部受験で不利となってしまうのか、その理由について詳しく見ていきましょう。

 

学力が劣っていると見なされる

多浪を繰り返すような生徒は、基礎学力自体に問題を抱えていたり普段から勉強に集中できていない可能性が高いため、入学後の進級や医師国家試験の合格が厳しいと見なされることが多いようです。

 

合格ラインの学力に達するまでに何年要したかというのは、国試に合格する可能性を見極める上で重要な判断材料の一つとして捉えられます。

 

したがって、医学部合格までに多くの年数がかかってしまっている多浪生は、国試に一発で合格できるかという点で疑問を残すため、選考の上では不利になる場合があります。

 

大学生になれた反動で遊んでしまう生徒が多い

多浪生は、長年の受験勉強の解放感から入学後に遊んでしまったり留年することが多いため、入学後に真面目に勉強できるのかという点でも面接で厳しく見られます。

 

何年も浪人を重ねるごとに「医師になる」という本来の目的が「医学部合格」という目的にすり替わり、入学した途端に目的意識を見失って不真面目になる生徒も多くいます。

 

そのため、入学後に真面目に勉強に励み6年間で医師になってくれるかどうかという点でマイナス要素を残すので、多浪生は現役生よりも不利になります。

 

留年率が高く、国試合格率が低い

上記のように多浪生は、元々の基礎学力が低かったり遊んでしまう生徒が多い傾向にあるため、入学後に単位を落としたり留年を繰り返してしまう可能性が高いと見なされます。

 

学力的に苦労して入学した多浪生は、成績の向上が見込めない上に医師国家試験の合格率も低い傾向にあるため、ストレートで医師になることが厳しいと考える大学も多いです。

 

こういった留年率の高さや国試の合格率の低さが要因となって、大学側から多浪生が敬遠される傾向が見られます。

 

また、多浪とまではいかなくとも、医学部浪人して合格するコツについて知りたい方は「医学部浪人の生活や勉強時間は?予備校選びのポイントとは」も併せて参考にしてください。

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多浪生が医学部受験で不利になった事例

多浪生が医学部受験において不利になる可能性があることのお伝えしましたが、果たして本当に多浪生が医学部受験で不利益を被ったことはあるのでしょうか。

 

ここでは、多浪生が不当な扱いをされたここ最近の事例として、代表的な2つの事例をご紹介します。

 

東京医科大学で現役生や1浪生に加点していた事例

東京医科大学では、一般入試とセンター試験利用入試において、現役生や1浪までの浪人生にのみ得点に一律加点を行い、多浪生が不利となるような得点調整を行っていたことが発覚しています。

 

浪人年数の長い生徒を不利に扱って多浪生の合格者数を抑える不正な点数操作は、2006年の入試から少なくとも10年以上にわたって続けられていたことが明らかになっています。

 

この不正入試によって本来合格のはずが不合格となった生徒は、2017年と2018年の2年間だけでも101人に上ると発表されています。

 

群馬大学医学部に50代の主婦が不合格になった事例

2005年に群馬大学医学部を受験して不合格となった55歳の主婦が「年齢を理由に落とされた」として裁判を起こした事例が過去にあります。

 

大学側から「医師を社会に貢献させる使命が国立大学にあり、公共性を考えなければならない。医師には知力・体力・気力が必要で、育成に当たってあなたの年齢が問題となる」として自分の不合格理由に高年齢を挙げられたと主張しました。

 

しかし、実際に年齢差別があったかどうかについては裁判では明らかにされず、主婦の主張が棄却される結果となりました。

多浪生が医学部受験で不利にならないようにするためには?

それでは、多浪生が医学部受験で不利にならないようにするにはどうすればよいのでしょうか。

 

多浪してしまったがどうしても医学部に合格したいという方は、以下の項目をしっかりチェックしておきましょう。

 

多浪してしまった理由を謙虚に述べる

面接時に必ず聞かれる多浪の理由については、言い訳をせずに謙虚に述べることが大変重要です。

 

大学側は、自分が多浪せざるを得なかった理由を冷静に分析できているか、そして自分自身の努力不足が原因であるならばそのことを謙虚に受け止めているかどうかを確認しています。

 

下手に言い訳をせず、これからの人生に真面目に向き合っていくという意思や、入学後に勉強に励む決意などを含めて前向きな姿勢をしっかりと伝えることができれば、多浪をあまり気にする必要はないと言えます。

 

医学部への想い、熱意を述べる

多浪生は医師の志望理由について、現役生よりも深く掘り下げて考え、将来どういった医師になるのかを強くイメージしておくことが求められます。

 

なぜ多浪までして医学部を諦めきれなかったのか、そこまでしてなぜ医師になりたいのか、医師となってどのように社会に貢献していきたいのかといった点を明確にしておきましょう。

 

医師という職業への強烈な熱意や意欲を、いかに説得力を持って面接官に伝えられるかということがとても大切です。

 

多浪に寛容な大学を調べて受験する

多浪生に対して、年齢や浪人回数の観点から厳しい評価を下す医学部も存在しており、そのような医学部を受験すると学力試験で合格点に達していても面接だけで不合格となることも多いので注意が必要です。

 

多浪生は、こうした事情をふまえた上で多浪に対して寛容的な医学部を調べて受験することがとても大切です。

 

国公立大学においては地方の医学部及び合格難易度の高い医学部ほど、私立大学においては新設された医学部及び合格難易度の低い医学部ほど多浪に対する寛容度が高いという傾向が見られます。

 

多浪生の場合は、多浪に寛容かつ入りやすい医学部を狙って受験し、合格を確実に掴み取るというのも賢明な方法であると考えられます。

 

逆にこれらのことを意識せずに、医学部浪人で失敗し続けてしまう人の特徴が気になる方は「医学部浪人に失敗した人の末路は?失敗しやすい人の3つの特徴」も読んでみましょう。

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医学部受験で多浪生に寛容な大学はどこ?

それでは、多浪生に寛容な大学は具体的にどこなのでしょうか。

 

国公立大学と私立大学別に、また国公立大学はさらに一般入試と推薦入試別に、多浪生に寛容な大学はどこか詳しく見ていきましょう。

 

国公立大学

一般入試

国公立大学医学部の一般入試においては、滋賀医科大学や鹿児島大学などといった地方国公立大学と、東京大学や京都大学などといった難関国公立大学で多浪生に対する寛容度が高くなっています。

 

全国的に知名度が低かったり立地が悪いために受験生が集まりにくい地方の国公立大学は多浪に対して寛容的であるため、例年多くの多浪生や再受験生が全国各地から受験するという傾向が見られます。

 

また、高い学力レベルが必要な難関の国公立大学では、センター試験と一般入試の学力試験のみで成績の優れた生徒を入学させることができると考えている大学が多いため、浪人回数や年齢はあまり重視されないという傾向が見られます。

 

国公立大学医学部の合格を掴むためには、学力レベルを向上させて堂々と合格できる学力を身につけることが非常に重要であると言えます。

 

一般入試で多浪生に寛容な国公立大学 東京大学、京都大学、大阪大学、奈良県立医科大学、神戸大学、三重大学、岐阜大学、熊本大学、鹿児島大学、旭川医科大学、滋賀医科大学

推薦入試

地域枠を設けた推薦入試を実施している大学が数多く存在している一方で、ほとんどの大学において現役生や1浪までの生徒しか出願することができないというのが現状です。

 

しかし中には多浪生でも推薦入試を受けることができるような医学部を持つ大学も存在しています。2浪までの生徒が受験可能な大学を列挙すると、東京医科歯科大学、山梨大学、神戸大学、鳥取大学、佐賀大学、大分大学、福岡大学の7校となっています。

 

3浪までの生徒が受験可能な大学は新潟大学の1校のみ、4浪までの生徒が受験可能な大学は京都府立医科大学と川崎医科大学の2校に限られ、5浪までの生徒が受験可能な大学は名古屋市立大学の1校のみとなっています。

 

浪人回数が増えるにつれて推薦入試を受験できる大学が減っていることから、3浪以上の多浪生が推薦入試で医学部合格を目指す場合の選択肢は、非常に少ないかつ厳しいということを理解しておくと良いでしょう。

 

推薦入試の許容浪人年数 大学名+推薦方式
2浪 東京医科歯科大学地域特別枠(長野)、山梨大学地域枠Ⅰ、神戸大学特別地域枠、鳥取大学特別養成枠、佐賀大学佐賀県推薦、大分大学AO、福岡大学地域枠
3浪 新潟大学地域枠
4浪 京都府立医科大学地域枠、川崎医科大学地域枠
5浪 名古屋市立大学地域枠

 

私立大学

私立大学医学部は、国公立大学医学部に比べて多浪の受験生及び合格者数が多く、多浪生に対してまだ門戸を開いている傾向が見られます。

 

この傾向の背景として、私立大学では医師国家試験の合格率の向上に力を入れている医学部が多く、入学した多浪生が国試の合格率にどう影響を与えるのかについての評価や見解が大学ごとにかなり異なることが挙げられます。

 

一般入試において多浪生に対する寛容度が高い私立大学は数多く存在しており、中でも下記に列挙している帝京大学や杏林大学は、多浪生に対する寛容度かなり高いことで知られています。

 

一般入試で多浪生に対する寛容度が高い私立大学医学部のラインナップを見ると、合格難易度が比較的低めの大学が多いという特徴があります。

 

合格難易度の低い私立大学ほど年齢や浪人回数を問わないオープンな一般入試を実施している傾向が見られますので、しっかりとした学力と意欲さえあれば多浪生でも合格を狙える可能性が十分にあると言えます。

 

医学部合格を狙う多浪生は、年齢差別がなく多浪に対する寛容度が高い私立大学医学部を調べて受験した方が良いでしょう。

 

一般入試で多浪生に寛容な私立大学 杏林大学、埼玉医科大学、東海大学、帝京大学、福岡大学、藤田医科大学

 
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